Python入門 関数の作り方

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PythonJapanの「ゼロからのPython入門講座」で勉強しています。前回はwhile文による繰り返しでした。今日は独自の関数を作ってみます。

パソコンを開いて「GoogleColab」と「ゼロからのPython入門講座」を開きます。

練習問題

太郎くんは、一つ100円のももを10、一つ40円のみかんを20買いました。全部でいくらになったでしょう?

momo = input("ももは何個買いますか?") # ももの個数を入力する
num_momo = int(momo) # 入力した文字列を、整数値に変換する
mikan = input("みかんは何個買いますか?") # みかんの個数を入力する
num_mikan = int(mikan) # 入力した文字列を、整数値に変換する
total_momo = num_momo * 100
total_mikan = num_mikan * 40
total = total_momo + total_mikan
print("もも", num_momo, "個と、みかん", num_mikan, "個で、", total, "円です")

これを実行すると、

ももは何個買いますか? 10
みかんは何個買いますか? 20
もも 10 個と、みかん 20 個で、 1800 円です

関数を作る

用意された関数だけでなく、自分で必要な関数を作れます。

例として、「ももとみかんの個数から合計金額を計算する関数」を作ってみます。

「ももとみかんの個数から合計金額を計算する関数」は、ももとみかんの数を 引数 として指定して、合計金額を計算して返すものとします。関数の名前は、fruit_price とします。

自分で必要な関数を作ることを、プログラミングの用語では「関数を 定義する」といいます。

関数の定義は、次の形式で記述します。

def 関数名(引数名1, 引数名2, …):
処理1
処理2

def fruit_price(number_of_momo, number_of_mikan):
    total_momo = number_of_momo * 100
    total_mikan = number_of_mikan * 40
    total = total_momo + total_mikan

fruit_price(10, 20)

number_of_momo がももの個数なので、ももの個数×ももの値段 は number_of_momo * 100 です。その結果を、変数 total_momo に代入しています。

みかんも同様です。

次に、ももの金額とみかんの金額を加算して、合計金額を求め、合計金額は、変数 total に代入します。

結果は変数 total に代入されています。ここでは値段の計ができたところまでです。関数で計算した結果を返すには、return 文を使います。

return文

関数を実行し、結果として返す値のことを、戻り値 や 返り値と呼びます。

関数の戻り値は、return 文で指定します。次の例では、計算したももとみかんの値段である変数 total を戻り値として、return 文に指定しています。

def fruit_price(number_of_momo, number_of_mikan):

    total_momo = number_of_momo * 100
    total_mikan = number_of_mikan * 40
    total = total_momo + total_mikan
    return total

total = fruit_price(10, 20)
print("もも 5個と、みかん 10個で、", total, "円です")

もも 10個と、みかん 20個で、 1800円です。

次は、ローカル変数とグローバル変数です。


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