変数
変数とはなにか。
pythonの変数(へんすう)とは、値につけられた名前(識別子)です。
a=5 の a が変数です。変数aに値5が入っているという意味です。
b=(5+5)の b が変数です。 変数bに値(5+2)が入っているという意味です。
最初にやった 1+2 は変数を使うと次のようになります。
a=1+2
prnt(3)
実行すると 3 を返します。1+2 を実行した場合と同じです。
こういう簡単な式だとあえて変数を使わなくても結果をだせます。変数は、式が長くなったり複雑になったりしたときに効果を発揮します。
つまり、
数字と演算子だけを一行に並べてしまうと、間違えやすい
↓
計算の結果に名前をつける = 記号を使う
↓
名前のことを 変数 といい、= を使った行を 代入文 という
という決まりごとです。
練習問題
ringo=100*5
mikan=40*8
nashi=80*5
kiui=60*10
suika=90*20
kaki=110*10
ringo+mikan+nashi+kiui+suika+kaki
実行すると、4720 となりました。
ringoは「変数」、ringoの「値」は100*5
なので、変数を足すと、値が足されたことになり、個数×単価の合計値が出力される、ということになります。
変数のルール
上の例では、変数を a とか ringo とかにしていますが、変数に使える文字にはルールがあります。
□基本はアルファベットと数字
□記号は、_ (アンダースコア)だけ、_ 以外の、+や-などは使えない
□数字から始まってはいけない、123abcはエラーになる
□if、while などの、Python言語で使いみちが決まっている単語は変数には使えない
□ひらがなや漢字なども使えないことはないがやめたほうがよい。
![](https://hibitantanto.com/wp-content/uploads/2023/12/oldman_75-150x150.png)
変数がなくてもなんとかなるが、変数を使うとコードが短くなるのはわかりました。それと、記号で示すことでコードの意味が分かりやすくなりますね。
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