すぐできることはすぐやるべきだと思っているので、なるべくそうするようにしてきました。
ある程度の年配になってから、すぐにできることであってもあえて先送りに回すことが増えてきました。拙速の失敗から学んだのです。
ある程度の間を置いてから考えたほうが、冷静になることが出来るし、あれこれ考えるのでいろいろな角度から検討できるという利点があります。時間を置くことで新しいアイデアが浮かぶこともあります。
この方法は、高齢になってから少し問題が生じてきました。後でやろうと思っているとそのまま忘れてしまうことが増えてきたことです。
記憶力は確実に衰えています。なのでTO-DO-リストに入れておくのですが、リタイアして大した用事がなくなってから、毎日リストを見る習慣がなくなってきました。記憶力が衰えたうえにTO-DO-リストを見ないのではどうにもなりません。
そこで最近は、これからやるべきことは全て、正方形サイズの付箋に書いて(もったいない気がしますが一件一枚です)眼の前に貼っておくようにしています。
今すぐにやることであっても、まずは付箋を作ります。例えば、誰かからメールがきてすぐに返信しようと思ったときに、メールを書き始める前に「誰それにメールを返信」と書いた付箋をつくってパソコンのそばに貼るのです。そうしておけばたまたま中座したとしても忘れることはありません。
剥がれた付箋がくずかごに落ちて失敗したことがあるので、最近は強粘着の付箋を使っています。
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