2024年12月16日

日記

『お経の話』なる書を拝読仕り候。渡辺照宏殿の著にて、岩波新書のものに御座る。
拙者これを手に入れしは四十余年前のこと、いかなる思いにて、かかる堅き仏教入門の書を求めしや、もはや覚えおらず候。

拙者、折々に書を処分致すことありといえども、この一冊は常に書棚に留め置き、目に触れるところに据え置き候。
いわば座右の書の一つと申しても異論は無きかと存じ奉る。

仏道に帰依いたしておるわけでは候わぬが、葬儀に参ずれば大抵は仏式にて営まれ、また拙者の先祖の墓も寺院に構えておるゆえ、仏の御縁とは浅からぬものがあると申せましょう。


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