2024年12月21日

日記

認知の乱れと申すは、まことに恐ろしきものにござる。
されど、一度その病に陥り候わば、己においては何も分からぬゆえ、むしろ得を致すやもしれぬなどと、浅はかなることを思いしこともあり申した。

しかしながら、かの病は徐々に進むものと聞き及び、人それぞれに悪化の早き遅きがある由にて、
この身においても決して油断ならぬと、近頃は考え直し申した。

このように綴りおるブログも、認知の乱れによりて意欲が失せ、
やり方を失念し、おのずと筆を絶つことになろうと安易に思い描いており申したが、
どうやらそれも甘き見立てにて候。

筆を絶つ以前に、
人に迷惑を及ぼすような言の葉を記し申すやもしれぬ。

かかるとき、
もし己に乱れの自覚があれば未だしも、自覚を失いしならば、晩節を汚すこと必定と存じ、まことに恐れ入り候。


2024年12月20日ーこのページー2024年12月22日

総目次のページ変わり映えしない日々の日記変わり映えしない日々の日記 2024年12月>このページ

タイトルとURLをコピーしました