今朝は西宮神社の福男選びの報を目に致した。門が開かれるや否や、皆が一斉に駆け出すさま、まこと見事なものでござる。全力にて駆ける若者の勢い、拙者にはもはや叶わぬことと、しみじみ感じ入り申した。
十日戎は恵比寿様の祭礼にて候えど、拙宅にも小さき恵比寿様のお像が一体ござる。これは拙者が求めたものではなく、かつての実家より譲り受けたもの。恐らくはどこぞの土産物屋にて、大黒様と対にて買い求めたものであろうと覚えおる。長らく本棚の隅にあったが、これを取り出し、少しばかり明るき場所へお移し申した。
2025年1月9日ーこのページー2025年1月11日