今日もまた大雪である。よくも斯様に降るものと呆れるほどであった。昨夜は大雪注意報が出ておったが、降りぶりを見れば「これは注意報の沙汰ではなく、むしろ警報であろう」と家族と語り合いつつ床に就きた。案の定、寝ている間に警報へと変わっておったようである。
二日続きの大雪にて、いよいよ事は容易ならざるものとなった。除雪車が入ったはよいが、消流雪溝の上に腰の高さほども雪を置いていき、いざ蓋を開けてみれば昨日のまま、雪は流れぬままであった。
「いざという折に限ってこれか」と、心のうちで毒づきつつ、そっと蓋を閉じた。
近所の噂にては「除雪車は雪をきれいに片付けている家の前に雪を置いていく。片付いておらぬ家の前は置き場がないから素通りし、片付けた家に押しつける。だからやるだけ無駄だ」と申す者もおる。されど、やらぬわけにも参らず、苦々しい次第であった。
明日は真冬日を脱する由、そうなれば消流雪溝もまた流れるやもしれぬと、淡い期待を寄せている。
市中は今日もひどい渋滞と聞いた。明日は大学入試共通テストの日にて、せめて渋滞が解消されればと念じている次第である。
