さて、今年は雪こそ多きものの、寒さのほうは、さほどでもないようだと拙者は察し申す。
というのも、毎朝お稲荷さまに供える御神水を、午後に下げる折に見れば、氷の厚みが例年に比して薄うござる。
この大雪で、日々の習いとしておった歩行鍛錬――いわゆる散策も、すっかり途絶え申した。
歩道が凍りつき、あるいはデコボコに荒れ、果ては雪に埋もれて通れぬところも多く、無理をして怪我をしては元も子もござらぬと、休止いたしておる次第。
もっとも、身体を動かすことについては、雪かきにて充分補われておると心得ており申す。
2025年2月14日ーこのページー2025年2月16日