変わり映えしない日々の日記 2025年1月 日記 2025.03.172025.07.02 雪深い地方に住む高齢男性「かつ」の変わり映えしない日々の日記、2025年1月分でござる。 2025年1月31日昨日の夜分、外の様子をうかがい、こたびは明朝より雪かき必定と覚悟いたし候。案の定、一尺ばかりの新雪の積もりおり申した。されど、この雪、ふわりと軽くして、雪かきに骨は折れ申さず。消流雪溝も働きおり、惜しみなく雪を投じることが叶い申した。かくの... 2025年1月30日今朝、目覚めて外を見申せば、久方ぶりに雪の積もりおり候。されど五、六センチほどの浅き積雪にて、さして難儀はござらなんだ。御し易き雪にてござる。日中は、陽が射したりまた雪の降りかかりたりと、落ち着かぬ空模様にござりき。今後、このまま大きく積も... 2025年1月29日 指定券の追加此度、JR東日本の「たびキュン早割パス」なるものを求め、江戸行きの道中に用いることと相成り候。日帰りの旅にて、代は一万円にてござる。此の切符には、列車を二度まで指定して乗ることが叶う仕組みにて候。さて、「えきねっと」へと入り、たびキュンを選... 2025年1月28日聞くところによれば、此度「青春十八切符」と申す切符の仕来りが改められた由にて候。何のことやらと訝しみ、あれこれ調べ申したところ、一に、飛び飛びの五日間にて使い回すこと叶わず、続けざまの五日間にて使うべし、二に、他人と分け合うことこれまた御法... 2025年1月27日今朝は殊の外冷え込み候えども、日中は陽光に恵まれ、気温七度にまで上がり申した。昨日の予報にては四度と聞き及び候えば、四度のつもりでおったが、言われてみればなるほど暖かく感じ候。雪かきにて身を使い疲労重なれば、つい甘きものに手を伸ばし、体重の... 2025年1月26日昨夜は雪の降りぶりを見て、ひと晩で相当積もるやもしれぬと案じて床に就き候えども、あけて見れば新雪わずか数センチにて済み、安堵仕り候。また、長らく滞っておった消流雪溝が十日ぶりに流れ始め候。折角の備えも肝心の折に用い得ぬは口惜しきことなれど、... 2025年1月25日けさは目覚めし折に気温マイナス三度、日中は四度まで上がり、穏やかな日和続きにござる。さて、イチロー殿が殿堂入りの会見にて述べられたという言葉、「大きな夢を描くはよい。されどそこへ至るには、日々の一歩を積み重ねるほか術はなし。大きな成果とは、... 2025年1月24日近ごろは雪のためAmazonプライムにて映画を観る余裕も失せており申したが、久方ぶりに新作の有無を調べ申した。暇の折に観ようと心づもりする作品も決めて候。しかしながら、Amazonプライムビデオは少々様子が変わりて、ドラマにおいては第一話あ... 2025年1月23日一月とは思えぬほど穏やかなる日和が続いておる。午後より雨の予報なれど、ついぞ降らずに終わり申した。明日もおおむね同様の天気となる由にて候。本日は雪片付けを一切致さずに過ごし申した。年末の降り始めより今日まで、片付けをせぬのは初めてにて候。な... 2025年1月22日本日は朝のうちこそ日差しが拝め申したが、その後は終日おおむね曇り空にて候。気温は六度まで上がり、また少し雪が解け申した。家の周りの道は依然としてぬかるみ、歩みも難儀にござる。されど本日、所用にて少し遠出いたしたところ、除雪の進んだ道ではアス... 2025年1月21日昨日は大寒にて候。例年ならば、大寒から立春にかけてがもっとも油断ならぬ寒さの続く時期にござるが、ここ数日は思いのほか暖かく、まるで冬が終わったかと錯覚するほどにござる。さて、本日は三か月に一度の健診にて、歯医者へ赴き申した。道は雪解けでぬか... 2025年1月20日拙者が初めてコーラを口にいたしたのは、まだ中学生の折にござる。修学旅行にて泊まった宿に自動販売機があり、そこで初めて求めて飲み申した。されど、格別美味いとも思わず、むしろ「薬臭い」と友人らと顔をしかめながら飲んだ覚えがござる。その折の印象が... 2025年1月19日このところ、雪かきの疲れが響いておるかよく寝ており申す。元より寝付きは良き方にござるが、六十を越えた頃より、時折、夜中の二時、三時あたりに一度は目が覚めるようになっておった。近頃はそれもなく、明け方の午前五時五十分に仕掛けておる目覚ましに起... 2025年1月18日今朝も少し積雪がござったが、十センチには及ばず、大事には非ず。加えて除雪車が参らなかったゆえ、家の前を塞がれることもなく、これは助かり申した。とは申せ、雪片付けに励もうと思うも、肝心の消流雪溝が未だ流れぬゆえ、雪を捨つる場所が無く、思うよう... 2025年1月17日今日もまた大雪にござる。よくも斯様に降るものと呆れるほどにて候。昨夜は大雪注意報が出ておったが、降りぶりを見れば「これは注意報の沙汰ではなく、むしろ警報であろう」と家族と語り合いつつ床に就き申した。案の定、寝ておる間に警報へと変わっておった... 2025年1月16日昨夜の大雪注意報が深更に至りて大雪警報へと変わり申した。今朝目覚めて、さて如何なるものかと外を窺えば、予報のとおり見事なる大雪にて候。鉄道は運休が相次ぎ、またバスも遅れがちであった由。除雪車も入り申したが、これがなんともお粗末な働きにて、ま... 2025年1月15日『椿井文書 ― 日本最大級の偽文書』と申す書を読み申した。馬部隆弘殿の著にて、中公新書より出でたるものにござる。椿井文書とは、江戸の末期に生きた国学者、椿井政隆という者が記した文書のことにて候。これがなんと偽文書であったとは驚き入り申した。... 2025年1月14日四十年近く昔のことでござる。ある催しの手伝いを致し、終わってより道具類を倉庫に収めておったところ、責任者の一人殿が参り、「皆はどこへ行ったか」と尋ねられ申した。「皆様お帰りになりました」と答えしところ、ずいぶんとご立腹され、「あとふき」もせ... 2025年1月13日今朝は寒気厳しく、氷点下七度にまで下がり申したが、幸い雪は降らなんだ。先日の大雪がこの冬の峠であったかと思われるが、油断は禁物にござる。さて本日は成人の日にて候。報道を見れば、沖縄や北九州あたりはまこと華美にして奇抜なる衣装の若者多く、驚き... 2025年1月12日今朝は霧の立ち込めており候。昨日に続き、今日も穏やかなる一日と相成り申した。ありがたいことに、明日も晴れ渡る由、心安らかに過ごせ申す。さて、このたび古き印刷機(プリンタ)を廃棄仕った。かつては常に二台、三台と備え置き、仕事に忙しき折にはそれ... 2025年1月11日 鏡開きこの辺りは、今回の最強寒波とやらの影響はさほど大きくはござらなんだ。寒さは骨身に染み申したが、雪はあまり降らずに済み、安堵致したところにござる。北陸の方では随分と難儀しておると伝え聞き、胸痛むばかりに候。本日は鏡開きと相成り、わが家でも神棚... 2025年1月10日今朝は西宮神社の福男選びの報を目に致した。門が開かれるや否や、皆が一斉に駆け出すさま、まこと見事なものでござる。全力にて駆ける若者の勢い、拙者にはもはや叶わぬことと、しみじみ感じ入り申した。十日戎は恵比寿様の祭礼にて候えど、拙宅にも小さき恵... 2025年1月9日大雪注意報は引き続き発せられておるものの、雪は小康状態にござる。昨夜は北陸を中心に多く降ったと伝え聞くが、今宵から明日にかけては、この辺りはさほどの大雪とはならぬとの予報にて、ひとまず安堵仕った。本日は久しぶりにバスに乗り、駅の近くまで出向... 2025年1月8日本日、たまたま目にした知らせにて候えど、正月八日は「大戸屋・定食の日」と申す由。大戸屋と聞けば、若き日の思い出が蘇り申す。拙者、若い折に江戸(東京)に暮らしておったころのこと。ある日、友人より池袋にて安くてうまい食堂があると聞かされ、その友... 2025年1月7日本日は七草の日にござる。女房殿が市中の店より七草の取り合わせを買い求め、七草粥をこしらえてくれ申した。雪の方は、昨日に続き中休みにて、しばし落ち着いておる。正午頃の積雪深は七十九センチにて、だいぶ減り申した。気温も四度まで上がり、まことあり... 2025年1月6日本日は今年最初の月曜日にて、多くの商家や役所では仕事始めに相当致す日と存ずる。さて、その仕事始めにまつわる折々のこと、若き頃を思い起こせば、拙者が勤めし会社では年頭にあたりて旦那様の新年の挨拶を拝聴し、そののち直ちに乾杯し酒を酌み交わす習わ... 2025年1月5日久方ぶりに大雪ならぬ朝を迎え申した。昨夜からの新雪は五センチほどと、些少にござる。予報によれば、本日より明日にかけて雪は降らぬ由、胸を撫で下ろしておる。さて、拙者の住む地区には「消流雪溝」と申す仕掛けが通されておる。道端に雪を入れる口がござ... 2025年1月4日本日もまた雪にござる。かくも降り続くものかと呆れるほどながら、この辺りの積雪の最大記録には未だ及ばぬと聞けば、さらなる降雪も覚悟せねばなるまい。公共の乗り物はと申せば、JR在来線ならびに私鉄は運休とのこと。されど市内を巡るバスは、遅れながら... 2025年1月3日昨日より今朝にかけて、大雪と相成り申した。警報には至らず注意報にとどまっておったゆえ、少しばかり安心して休んだものの、夜が明けてみれば驚くほどの大雪にて候。除雪車も通りは致したが、雪を寄せ置く場所が無きため、わずかに試みただけでそのまま行き... 2025年1月2日朝は除雪車が大量の雪を置いて参り申した。家の周りには雪の塊が高々と積まれておった。車は申すに及ばず、人の出入り口を確保するにも一仕事にござる。息を整えつつ休み休みやり、どうにか昼までに片付け終え申した。もっとも、本当はなお丁寧に仕上げるべき... 2025年1月1日 元旦元旦と申しながら、容赦なき大雪に見舞われ申した。さて、拙者が幼き頃、わが家の定めにて元旦は一切の事を致さぬ日と決まっておった。もっとも、まことに何もせぬというわけにも参らず、何を許し何を禁ずるかは祖母の采配にござった。おおむね家事を遠ざける... 総目次のページ>変わり映えしない日々の日記>このページ