2025年3月27日 木曜日

日記

本日は、朝より曇天にて、昼過ぎにはついに雨となり申した。しかも、久方ぶりに勢いのある降りようにて、屋根を打つ音もなかなかに賑やかでござった。気温は十二度、春とはいえ、肌寒さの残る陽気にござる。

午後に入ってからは、時折ごろごろと空が鳴りはじめ、やがて雷鳴が轟くようになり申し、飼い犬は驚きおののいて一目散に走り出し、座敷のソファの下へと身を隠し申した。

抱き上げて、そっと撫でてやり申したが、震えがなかなか止まず、実にいとおしきことでござった。


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