2025年5月1日 木曜日

日記

今朝方、あまぷらなる映し絵の集まりにて、一編の異国の芝居を見申した。
題は――「元彼に未練のあるわたし」と申すとか。なるほど、名からしてすでに騒々しき情景が目に浮かぶようで、拙者、興味半分に選び申した。

案の定、内容はまさに「どたばた喜劇」といった趣き。
真面目に見入れば腹の立つ場面も少なからずござったが、そもそも軽口半分で臨めば、それなりに笑いどころも多く、気の抜けた愉しみを得ることができ申した。

さればこそ、芝居というものは、深く考えずとも心を和ませてくれる時もあるものよのう。

さて、月のうつろいについて申せば、四月はなんとも長く感じられた月にござった。
ようやく五月に入ったか、といった心持ち。人の感覚とは、暦に勝ることもあるものにて候。

本日は、珍しく朝より快晴にて、空は青く澄み、気温も二十度まで上がり申した。
春の陽気に包まれ、よき一日となり候。


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