日記 2025年8月1日 味噌玉 幼き折のことにござる。わが家には囲炉裏の間があり、そこに大きなる神棚が据えられておった。その神棚の下には、いくつもの味噌玉が縄にかけられてぶら下がっており、これは祖母が丹精こめて仕込んだものでござった。その味噌と申すが、拙者、まことに好みの... 2025.08.02 日記