今日、ある店で、不要の紙屑を捨てようとゴミ箱を探したのだが見当たらない。この店は以前は置いていたはずだと思って、近くにいた店員さんに聞いてみた。「屑籠はないのですか」と。
私としては、有るか無いか、いずれかの答えが返るとばかり思っていたが、返ってきたのはなんと「ハッ」という一言のみ。しかも「この年寄り、何を言っているか」という不審を含んだ声音であった。
やむを得ず諦めてゴミをカバンに収めて歩き出した。少し歩いたら出口のそばにゴミ箱が設置されているのが見えた。
そこで考えてみたのだが、あの店員さん、聞こえなかったのではなく「屑籠」という言葉が分からなかったのだろうか。考えてみれば、屑籠とは古い言葉。ゴミ箱というのが普通だ。普段の私も確かにそう言っているはずなのに、なぜかこの時ばかりは昔の言葉が口をついて出た。きっと暑さにぼんやりして、頭の奥に眠る古い言葉がもれ出たのであろう。
本日は雨が少し降ったこともあり、最高気温は27度、夕方には久しぶりに長めの散歩にでかけた。
