本日、目の痒みに襲われ、「おう、とうとう参ったか」と思い申した。秋の花粉症にござる。拙者の場合、春秋どちらも容赦なくやって来るのでござる。
秋はブタクサが原因と申す説、よく耳にするが、拙者にはどうも違う気がしてならぬ。ブタクサに近づいてもあまり異変を感じぬゆえ。かつてはヨモギを疑ったときもあったが、これも近頃は違うように思えてきた。近頃疑いの目を向けているのはイネ科の雑草でござる。
検査をすれば正体が分かるそうなれど、仮に分かったところで、雑草はそこかしこに生い茂り、花粉は空を漂うもの。避ける術もなかろうと考え、これまで検査など受けたことはござらぬ。予防策は、散策の折はマスクをつけることと、草の生い茂ったところは避けることでござる。
マスクについては、あのコロナ禍のときは行き交う人皆マスクをしていたゆえ、拙者も遠慮なくマスクをして出かけていたが、今となればマスク派はだいぶ減少し、拙者のような者は、未だにコロナを恐れてマスクを離せぬか、と思われておるかも知れぬが、さにあらず、ずっと前から花粉症によるマスク派だったのでござるよ。
本日は、いつもの医師のもとを訪ね、薬を処方してもらい申した。完全に治まるわけではないが、随分と楽になるはずにござる。
曇り、ときおり晴れ間がのぞき、気温は30度に満たず、過ごしやすい一日であった。