2025年10月7日の日記 昨日は十五夜

日記

昨日は十五夜であった。わが家でも窓辺に花や団子を飾り、ささやかに祝い申した。これ、月に美しき花を見物せしめ、美味なる団子を食していただかんとする、月への信仰であろうか、定かではないが、古よりの習いに従いた。

幼少の頃、月の表面には兎(うさぎ)が見えると言われしが、なかなかその形に見えず、時をかけてようやく合点したことを覚えている。

月の模様は、国により兎にあらず、人であったりワニであったりカニであったりと、様々である由。私は以前、見る場所が違えば模様も違って見えるものと思っておりしが、さにあらず、地球上のいずこより眺めても同じ模様であるとのこと。それが、文化的、歴史的な違いにより、何に見えるかの差が生まれると聞き及んだ。されば、幼い頃、兎だと言われてもなかなか兎に見えなんだは、おかしな事ではないな。

昨夜は曇りがちであったが、雲の切れ目より綺麗な月を拝むことが叶いた。今年の満月は十五夜の一日遅れとのこと。すなわち今夜である。これを書いている時間にはまだ月は出ておらぬが、今日は晴れているゆえ綺麗な満月を拝むことができよう。