車を持つといくらかかるのだろうか?小さな車で月5万円!?

お金

自動車を保有する費用

カーリースの月額料金や任意保険料など、契約内容や個人によって大きく変動するため、ここでは一般的な目安として概算しました。

前提条件(仮にこうであれば)

  • 車両タイプ: 小型車(購入価額200万円程度)
  • 契約方法: 頭金無し5年リース(60ヶ月)
  • 駐車場: 自宅にあり(費用は別途計上)
  • 走行距離: 月1,000 km
  • タイヤ: ノーマル・スタッドレスをリース3年目(36ヶ月目)で買い替え

月当たり費用の概算内訳

以下の項目別に費用を計算し、月額の目安を算出します。

費用項目年間(または都度)の費用目安月額換算の目安備考
1. リース料金約 300,000円〜480,000円/年25,000円〜40,000円200万円の車の場合、残価設定やメンテナンスプランの有無で大きく変動。税金・自賠責保険・車検基本料等を含むことが多い。ここでは30,000円と仮定。
2. 燃料代(ガソリン代)約 128,000円/年10,700円燃費15 km/L、ガソリン代160 円/L、月1,000km走行で計算。 =10,667円
3. 任意保険料約 55,000円〜72,000円/年4,600円〜6,000円小型車の年間平均は5.5万円〜7.2万円程度(車両保険の有無、年齢、等級等で変動)。ここでは5,500円と仮定。
4. 駐車場代0円0円「駐車場はあり」のため、自宅敷地内駐車場として0円と仮定。(月極駐車場の場合は別途加算が必要です)
5. 定期点検・メンテナンス費用約 20,000円〜40,000円/年1,700円〜3,300円リースにメンテナンスプランが含まれる場合は0円。ここではオイル交換や消耗品代として2,500円と仮定。(リースに含まれない場合)
6. 車検代(リースに含まれない場合)約 60,000円〜100,000円/2年2,500円〜4,200円リースに含まれることが多いため、ここでは0円と仮定。(含まれない場合は月々積立が必要)
7. タイヤ交換費用(ノーマル・スタッドレス)約 180,000円/5年3,000円ノーマルタイヤ約4万円、スタッドレスタイヤ約5万円の計9万円を3年目と5年目に購入と仮定し、180,000 円60ヶ月 = 3,000 円として積立。
月額総額の目安約 41,700円〜50,000円試算の合計額

最終的な月当たり費用の見積もり

以上により、車を保有することによる月々の費用の目安は以下の通りです。

月額費用の目安 42,000円〜50,000円

【内訳の解説】

  1. リース料金(約30,000円)
    • 車両価格200万円の小型車の5年リース(残価設定あり)は、月々2万円台後半~4万円程度となることが多いです。ここでは税金や自賠責保険なども含むプランとして中間値を仮定しました。
  2. 燃料代(約10,700円)
    • 月1,000km走行は、自家用車としては比較的多い走行距離です。燃費性能やガソリン価格の変動に注意が必要です。
  3. 任意保険料(約5,500円)
    • 小型車の平均的な年間保険料(5.5万円〜7.2万円)を月額換算しました。車両保険の有無や運転者の年齢条件などで大きく変わります。
  4. タイヤ費用(約3,000円)
    • ノーマルとスタッドレスのセットを3年目と5年目に購入すると仮定し、その費用を5年間(60ヶ月)で均等に積み立てた場合の金額です。(ノーマル1セット約4万円、スタッドレス1セット約5万円と仮定)
  5. 定期点検・メンテナンス費用(約2,500円)
    • リース契約にメンテナンスが含まれない場合に備え、オイル交換や簡単な消耗品の交換費用を積み立てとして計上しました。リース契約によってはこの費用は0円になる場合があります(その場合リース料が増えます)。
  6. 車検代(0円)
    • カーリースの多くは車検費用(法定費用を除く)や定期点検費用が月額料金に含まれています。含まれない場合は、月々数千円の積み立てが必要です。

【注意点】

  • 上記はあくまで一般的な目安であり、実際の費用はリース会社、契約プラン、任意保険の内容、ガソリン価格、タイヤのグレードなどにより大きく異なります。
  • リース契約で「残価」が設定されている場合、契約満了時に残価精算が必要になったり、走行距離超過による追加費用が発生したりする可能性があるため、契約内容をよく確認してください。
  • 洗車代や高速道路料金、消耗品の突発的な交換費用などは含んでいません。

以上は、本当に大雑把な試算ですが、自分が車を保有していたときの実感に近い数字です。この試算額以上に負担できる人は車のグレードを上げることができ、逆にこれでは無理だということになれば・・・・。