本日はアマプラにて映画をみた。「カラダもココロもジャストミート！？」という、二〇一九年のアメリカ映画である。大人向けのコメディといった処じゃ。
この題名がいただけぬ。「The Way We Weren’t」というのが原題である。直訳すれば「私たちではなかった方法」となるが、「（本来の）私たちではなかった」即ち、偽りを吐いておった、という含みがござる。じゃが、日本語タイトルはかくの如し。まあ、相性の良き仲であることを強調したかったのであろう。
それはそれとして、アメリカ東部に住むシャーロットという女と、西海岸に住むブラントンという男が、ひょんなことから知り合い、結婚するという物語じゃ。それぞれに大きな問題を抱えておるのだが、それを隠して交際を致すのである。
映画ではかかる場合、当初は上手く行っても、途中で偽りが露見して破綻寸前となり、最後はハッピイエンドという定型的な流れになるものだが、この作品も期待に背かず、かかる流れと相成る。つまり、流れに安定感があり、安心して見ておれる。このような映画も拙者は好きじゃ。
曇りがちの暖かい一日であった。
2025年11月4日ーこのページー2025年11月6日
