2025年11月17日の日記 パンの焼き色

日記

拙者は毎朝、食パン一枚、目玉焼きと牛乳をずうっと続けておる。食パンの焼き方は、パンを焦がさずに暖かくなる程度に焼いていた。何十年も前からのことじゃ。「焦げ」は体に良くないと聞いてからだと記憶しておる。

先日、観るともなく観ていたテレビで、食パンのコマーシャルが流れておった。ふと、パンが焦げるくらいにしっかり焼いていることに気が付いた。いわゆる、「きつね色」というものであった。

そのコマーシャルは、だいぶ前から目に入っておったのじゃが、拙者はあのような野原で食事をすれば、虫が飛んでくるであろうに、と若干冷ややかに観ておったので、パンの焼き具合に眼が行ったのはこのとき初めてじゃった。

しっかり焼いたパンをみて、おや、これが標準なのか、と思った。さっそく次の朝、いつもよりかなりしっかり焼いてみた。コマーシャルでみたのと同じくらいに。これが美味いのじゃ。目からウロコであった。さすがに、黒く焦げたのは美味くないが、しっかり色がつくまで焼いて、表面がカリカリする方が美味いことが判った。

なお、コマーシャルではパンに切り目を入れておった。やってみたが、これはあまり違いが判らなんだ。拙者の味覚はそこまで繊細ではないのじゃ。また、そのコマーシャルではパンの真ん中にバターを載せておった。これもやってみたが、拙者はバターより、いちごなどのジャムが好きじゃ。

今日は雨の一日であった。雪は明日に持ち越しのようじゃ。


2025年11月16日ーこのページー2025年11月18日