2026年1月20日の日記 焼き餅は何も付けずに食す

日記

高齢者には餅というものはまことに危ういものゆえ、ずいぶんと気を引き締めて食しておる。元来、拙者は飯を食らうのが早うござるが、餅だけは格別じゃ。もう少し緩りと食べよと周囲から咎められることも多いが、餅ばかりは、人に言われずとも慎重に少しずつ食しておる。

食べ方としては、焼いて何も付けずに食すのが一番の好みじゃ。強めに焼かねばならぬ。茶色の焦げ目がつくのが最高よ。黒い焦げ目はいかん。今はトースターで焼くゆえ、硝子の窓から焼き加減をじっと覗いておる。

拙者の実家では、焼き餅は砂糖醤油で食すのが習わしであったゆえ、幼き頃は左様なものかと思っておった。されど、内心では不満であったのじゃ。少しばかり自我に目覚めた頃、「拙者は何も付けぬ!」と宣言いたした。以来、家の中では「変わり者」扱いされたが、今もその流儀を貫いておる。

手を加えた料理であれば、雑煮かお汁粉じゃが、とりわけ雑煮が好きでござる。許されるならば毎日でも食したいほどじゃが、朝は拙者だけパンを食すという我が儘を申しておる身。その上、「昼は雑煮を」などとは、流石に言い出せるわけがござらん。

今日は、雪が降り続き、寒い一日であった。