散歩の折に、乗り合いバスを見かける。その都度、何人乗っておるかが気になり、つい中を覗いてしまうのじゃ。誰も乗っておらぬ様子じゃとがっかり致す。乗る客が少なければ、便数を減らされたり、果ては路線そのものが廃止になったりする恐れがあるからじゃ。
「左様に案ずるならば、お主がもっと乗ればよいではないか」……そう言われそうでござる。拙者も、もっと乗ってやりたいとは思うておるのじゃ。
されど、今の拙者はリタイアの身。出かける用事は多くない。つまりは、あまり多くは乗らぬが、無くなってはまことに困るのじゃ。我儘な言い分に聞こえるとは思うが、公共交通機関というもの、隠居生活を送る者にとって死活問題でござるゆえ。
今日は寒波の隙間に入ったらしく、時折小雪が降るものの穏やかな一日であった。明日明後日はまた荒れるという予報でござる。
