2025年1月13日

日記

今朝は寒気厳しく、氷点下七度にまで下がり申したが、幸い雪は降らなんだ。先日の大雪がこの冬の峠であったかと思われるが、油断は禁物にござる。

さて本日は成人の日にて候。報道を見れば、沖縄や北九州あたりはまこと華美にして奇抜なる衣装の若者多く、驚き入った。拙者の住むこの辺りでは、あのような派手な装いはほとんど見られぬとのことにござる。

思い返せば拙者、自らの成人式には出席仕らなんだ。役所から案内が届きはしたが、当時は仕事の関係で一時的に住まう土地であり、知己もおらず、遠慮致した次第。

成人式は遠き昔のこととなり申したが、拙者の齢ともなれば、もはや敬老会にお声がかかる立場。成人式と異なり、敬老会はその気になれば毎年のごとく出席叶うものにて候。

拙者の場合、七十五の折に、地区の民生委員殿がお越しになり、敬老会への出欠を尋ねられ申した。されど、七十五ほどで祝っていただくのは早すぎる気がして、せめて八十を超えてからの方が相応しかろうと思い、「その日は都合が…」と辞退仕った。

もし八十を超えること叶えば、そのときは臆せず出席してみようかと、密かに思い定めておる。


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