2025年4月9日 水曜日

日記

昨夜は、「アマプラ」なる座敷にて、「グランチェスター 牧師と刑事の殺人捜査」と申す英吉利(イギリス)の連続物語を拝見いたした。

第一の巻を通して見終え申したが、まこと見応えのある一作にて候。

主人公は牧師にてあらせられるが、戦の後遺症ゆえに深酒に溺れ、女難も絶えず、かと思えば鋭き推理の冴えをもって難事件を解く。まさに人の業と知恵の間に生きる人物にて、聖職者とはいえ実に人間臭く、そこがまた魅力と感じ申した。

そういえば、これまでにも「ブラウン神父」や「シスター探偵ボニファス」なる作も拝見したことがござるが、いずれも僧侶でありながら人の闇を見抜き、真実を追うという趣向。英吉利の地では、かような僧侶の推理が民の心に響くのでござろうか。

さて、本日は空晴れ渡り、まこと良き日和にて候。心軽やかなる一日でござった。


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