少し前、少々風邪をひき、町医者のもとへ参ったのであった。下された薬にて、おおかたは癒え申したが、薬が尽きた後も、なお咳ばかり少々残り申す。かようなる折は、りゅうかくさんでござる。人の事は知らぬが、拙者にはよく効くゆえ、久方ぶりに買い求め申した。
さて、あらためて箱書きを読まんとしたが、いやはや、文字があまりに細かく、老いの目にはこれっぽっちも見え申さぬ。思うに、この薬は若き衆よりも年寄り向きと思うのだが、箱の造りはさにあらず。
いつもの天眼鏡を取り出そうとして、ふと思いついて、ウェブサイトを開いてみたところ、これが何とも見やすく、用法のほか詳しく記されておった。「なんだ、こうすればよかったのか」と、一人合点して相好を崩した次第。
ついでに薬の由来も読めたが、これ、もとは喘息に苦しむ佐竹の殿様のために、藩医が調合したものとのこと。いやはや、由緒正しき薬にてござる。
今日は曇り空の一日、気温は30度まで上がり申した。
2025年8月13日ーこのページー2025年8月15日