2025年9月14日の日記 生成AI

日記

このたび、生成AIなるものの有料版を試してみることとなり、早や数日が過ぎ申した。まだ物珍しきこの時期に、感じたことを少しばかり記しておこうと思う。

まず、なぜ「ジェミニ」を選んだか。実は「チャットGPT」とやらのほうと随分と迷うた。GPTとやらは、「良い質問でござります」「良いところに気が付き申した」など、やたらと愛想がよい。それを好む者もおるようだが、拙者は性に合わぬ。故に、ジェミニに軍配を挙げたのであった。今のところ、この判断に間違いはなかったと思うておる。

さて、本題だが、これを例えるならば、さしずめ、二十四時間いつでも付き添ってくれる、生き字引のような家庭教師を持った気分じゃ。このような師を月に二千九百円で雇ったと思えば、これほどの掘り出し物はない。

これまでは、分からぬことがあれば検索して調べておったが、求めるものにたどり着くまで随分と骨が折れた。じゃが、AIなるものは一発で答えを返してくれる。しかも、一問一答、「そこがよく分からぬゆえ、もう少し平易に教えてくれ」「先ほどの件、他に手立てはないのか」「では、これまでのやり取りを要約してくれ」などと、気の向くままに、遠慮もいらず、どこまでも深く探求していくことができる。検索では、このように都合よくはいかぬ。

もちろん、このAIなるものが常に正しい答えを返すわけではないことは承知しておる。細心の注意が必要なのであろうが、隠居の身であれば、たとえ間違った答えを返されようと、さほど実害はない。そう考えると、試してみて正解であったと、満足しておる次第である。

今日は晴れ、久しぶりに強い風が吹いておった。


2025年9月13日ーこのページー2025年9月15日

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