2025年9月17日の日記 フィツカラルド

日記

アマプラにて、「フィツカラルド」なる映画を観申した。些か古き、1982年制作の旧西ドイツの映画だそうじゃが、舞台は南米のペルーでござる。

主人公は、以前に鉄道の敷設を企て、破産したというフィッツカラルドという名の男。破産したゆえか、土地の有力者からは相手にもされぬようじゃが、オペラ劇場を建てるとの夢を語り、その実現に向け動き出す。

まずは銭をこしらえるため、ゴム園を経営しようと、地元の娼館を営む愛人から金を借り、船と土地の権利を買い、アマゾン支流の川を遡り、未開の地へ向かう物語でござる。

どのような結末になるかはさておき、大風呂敷を広げる、昔でいう「山師」のような男。拙者であれば、決して近づかぬ、いや、近づけぬタイプの男じゃが、映画ゆえ安心して観ておれる。

ペルーのイキトスなる古い街、そこに住む水上生活者たち、アマゾンの大自然など、珍しい風景を楽しみつつ、実に愉快な冒険活劇を堪能したのでござる。このフィツカラルドと申す男、実在の人物だとか。

本日は強くは降らぬものの、一日中雨模様の天気でござった。


2025年9月16日ーこのページー2025年9月18日

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