2025年9月29日の日記 虫

日記

今朝、食事をしながらテレビを眺めておったところ、南の島へ移り住む者を紹介していた。

私のように雪深き地に住む者からすれば、寒さ知らず、雪が積もることも無かろうと、私も若いころであれば、このような選択肢もあったのだなあ、と想いを巡らせていたのだが、話の途中で毒蛇がおるだの、バッタやハエが異様に大きいだのという話が出てきて、「これは叶わぬ、私の苦手とするところだ」となった。

昔、その島ではないが、ある遠き南の地方に行った折、夕餉を終えて部屋に戻ると、中にとてつもなく大きな虫がおりて仰天したことがある。シャツを振り回して何とかドアから外へ追い払ったものの、他にもおるのではないかと、おちおち眠れず、睡眠不足の朝を迎えたことがあった。

そもそも私は、旅は好むがアウトドア人間ではない。若かりし頃は山でテントを張ったこともあったが、まず最初にやることは、テントの中でバルサンを焚いて虫が寄り付かぬようにすることであった。

近頃、恐ろしきマダニとやらが騒がれるようになったゆえ、「ほら、私が昔から申していた通りではないか、虫は怖いものだ」と、一人納得している。

本日は昨日までと違い、しとしとと雨が降った。されど、それほど湿度は上がらず、過ごしやすい一日であった。