本日はアマプラにて映画をみた。「ぶあいそうな手紙」という二〇一九年のブラジル映画じゃ。原題は「Aos olhos de Ernesto」、Google翻訳では「エルネストの目には」となる。
エルネストは、この映画の主人公で、一人暮らしの老人である。偏屈な感じで、豊かではないようすだが、部屋には本がたくさんあり、週一回の家政婦さんが来ておる。目が悪くなっており、既に新聞も読めぬようじゃ。古き友人から手紙が参るが、読むことができぬ。
ひょんなことから若き女性と知り合い、その女性に手紙を読んでもらい、返事を代筆してもらうことと相成る。目の不自由な孤独な老人と、金銭的問題を抱えた若き女性との交流が始まる、という物語じゃ。
老いを扱っておるゆえ、どうしても暗い処はあるのだが、お先真っ暗という訳ではなく、少しばかりの希望が感じ取れる映画であった。しんみりと楽しんだ。
今日は時折雨が降ったが、日中は十度を超え暖かく感じる一日であった。
2025年11月8日ーこのページー2025年11月10日
