アニメ「鬼滅の刃」の勢いは目覚ましく、最新作は日本映画史上初の全世界興行収入1,000億円を突破したと聞きました。まことに目出度いニュースだとは思うのじゃが、恥ずかしながら、その爆発的な人気ぶりを理解できぬのがもどかしい。
去年、時代に遅れてはいけないだろうと、アマゾンプライムビデオで少しだけ鑑賞してみたことはあった。されど、年のせいで感性が鈍っておるのか、多くの人々が夢中になる理由が、拙者にはどうも判らなんだ。
少し前のことではあるが、「進撃の巨人」のときも、同じように、時代に取り残されていくような、寂しい気持ちを味わった記憶がある。
決してケチをつけているのでないし、拙者自身、アニメや活劇が嫌いなわけではないのじゃ。子供の頃は、「快傑ハリマオ」や「月光仮面」、「鞍馬天狗」に熱中し、風呂敷でそれらしい扮装をこしらえて、外を走り回っていたものじゃ。ささやかな自慢だが、「こち亀」を全巻もっておる。Dr.スランプも大好きだった。
バラエティ番組についても、昔の「シャボン玉ホリデー」や「8時だョ!全員集合」では腹を抱えて笑っておったのじゃ。それが、どうしたことか今のバライティ番組ではなかなか笑うことができぬ。
新しい情報や形式を受け入れようとすると、「混乱するからやめておけ」と、拙者の脳が拒否っておるかのように感じておる。
今日は気温が十度まであがり、薄日がさす穏やかな天気であった。
2025年11月20日ーこのページー2025年11月22日
