tantan12

日記

2025年2月28日

本日は朝より好天に恵まれ、久方ぶりに気温十度に達し申した。春の兆し、ようやく肌に感じられる一日にて候。さて、先日、新幹線なる早馬に乗る機会がござった。隣席には異国の御仁が座しており、しばらくしてから車内販売にて日本酒を買い求め、嬉しげに飲み...
日記

2025年2月27日

先日、バスに乗ろうとした折のこと。拙者の前に並んでおった御仁が、入口の段差に足を取られ、つまずいて倒れ込み申した。「これは痛かろうな……」と胸中に思い、「大丈夫でござるか」と声をかけたのじゃが――これは愚問にてござった。「大丈夫か」と問われ...
日記

2025年2月26日

本日は、雨にて消流雪溝(しょうりゅうせつこう)の雪がいくらか流れ始めており申した。拙者がその流れに便乗いたし、道路脇に積もった雪を少しばかり溝へと運んでおったところ、背後より、「流雪溝は使う時間が決まっておるのではないか」と、やや叱るような...
日記

2025年2月25日

今朝方のこと――部屋の明かりが灯らぬ。さては停電かと外を見やれば、近隣の家々は明るうござる。どうやら、うちばかりの不調と見え申した。懐中灯を手に、配電盤を確かめたところ、「漏電遮断器」とやらが落ちておる。元に戻すのはたやすいことながら、これ...
日記

2025年2月24日

現役で務めに出ておった頃は、職場にて誰かからの頂き物があれば、それを一つ二つつまむ程度で、自ら進んで甘味を食すようなことはあまりなかった。されど、今や隠居の身となり、午後の茶の折に、つい甘味などを手に取るのが習いとなってしまい申した。量とし...
日記

2025年2月23日

本日の新雪、ざっと二十センチほどと見受けられ申したが、聞けば積雪の深さは、これまでの記録を塗り替えたとの由。雪国の暮らしに長く身を置いておる拙者とて、さすがにこの量には驚かされ申した。天気予報では、「昼以降は曇りとなる」との触れ込みにてござ...
日記

2025年2月22日

昨夜、床に就く折、ちらと外の様子を窺うに、これはまたしても「警報級の大雪」かと、覚悟いたした。されど、どうやらその直後に雪は止んだらしく、一夜に積もった新雪は、わずか十センチほどにて済み申した。まこと、空の気まぐれには毎度ながら振り回され申...
日記

2025年2月21日

今朝は久しぶりに、新たな雪の積もらぬ夜明けを迎え申した。それに加えて、東の空には、何とも見事な朝焼けが広がっており、これもまた久方ぶりの光景にて候。されど、日中はまたしても雪。細かに、絶えることなく降り続き、夜に入るころには、大雪となりにけ...
日記

2025年2月20日

このたび、拙者の使う「ドコモ」なる書状の通信手段に、「迷惑メール文箱――ドコモ用」なるものが新たに設けられ申した。迷惑な文、いわゆる悪しき書状の類を振り分けてくれるとのことで、少なからず助かる次第にて候。早速、己の手にて怪しき文をその箱へ放...