かつ

日記

2025年5月6日の日記 消音にて

近ごろは、アマゾンプライムビデオの映画を、音を消して見ることが多うなりましてな。というのも、わが家の愛犬が、映画のバックミュージックに何やら怯え、時に尻尾を巻いて物陰に隠れてしまうことがあるゆえ。特に、すべての映画がそうというわけではなく、...
日記

2025年5月5日の日記 アガサ・クリスティー

アガサ・クリスティーなる異国の作者がござる。その筆による「ポアロ」と「マープル」の物語、いずれも面白きものでござるが――拙者はことにこの「マープル」の方に軍配を上げとう存じます。マープルは、いぎりすの片田舎、セント・メアリ・ミードという架空...
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2025年5月4日の日記 春近し

背を超すほどの雪がようやく融け、地面が顔を見せたかと思えば、早くも草花が芽をのぞかせておる。何もせずとも、春というものは然るべき時に訪れるものよのう。されど、いまだ肌には冷えが残り、草の緑もあどけなきばかりで、心のうちに春の実感が満ちるには...
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2025年5月3日の日記 野菜の苗

ここ二日ほど、日々の散歩の折に、道すがら近くのホームセンターに立ち寄り、草花や菜の苗などを眺めており申した。色とりどりの花の苗や、さまざまな野菜の苗が並び、目には楽しきものながら、拙者が手を出すは、例年通りミニトマトとナスに落ち着きそうにご...
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2025年5月2日の日記 スキマバイト

近ごろ、スキマバイトなる言葉を耳にいたし申した。どうやら、ほんの合間の時を使い、ちょいと働いて銭を得るという新しき働き方らしく、世はずいぶんと移ろうたものよと、感心するやら驚くやら。空いた時間を巧みに使うとは、まこと器用なる者たちよのう。拙...
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2025年5月1日の日記 元彼に未練のあるわたし

今朝方、アマゾンプライムビデオにて、一編の異国の映画を見申した。題は――「元彼に未練のあるわたし」と申すとか。なるほど、名からしてすでに騒々しき情景が目に浮かぶようで、拙者、興味半分に選び申した。案の定、内容はまさに「どたばた喜劇」といった...
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変わり映えしない日々の日記 2025年5月

五月こそは、空晴れ渡る爽快な日々が訪れるであろうと、淡き期待を抱いておったが、いざ迎えてみれば、やはり晴れ間は少なく、むしろ寒き日すら混じっておった。なかには、月の末に至っても、昼なお寒く、十三度などという日もあり、これにはさすがに身体がつ...
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2025年4月30日の日記 Python

しばらく離れておったPythonに、ふたたび挑んでおり申す。されど、タイピングが、どうにも拙く、思うように進まぬのが悩みの種にて候。あまりに誤り多く、これはいかんと、今さらながらにタイピングの練習をやり直すことにいたした。やってみてつくづく...
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2025年4月29日の日記 カバンの洗濯

先日、うっかり珈琲をこぼしてしまったカバンを丸ごと手洗いいたしたところ、みちがえるほどにきれいになり申した。これに気をよくし、他のカバンもついでに洗うことといたし候。素地がポリエステルやナイロンといった布のものをまとめて選び、前のごとく桶に...
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2025年4月28日の日記 町内会

「町内会」とやら、いずこの地にも存するものと聞き及びまする。拙者の住まいする所にもこれありて、なかでも「班長」なる役目が、十年に一度ほど巡ってまいりまする。その務めと申せば、回覧板を回し、町会費やら募金の銭を集め、市より届く広報の紙などを配...