日記 2025年8月5日の日記 坊ちゃん 夏目漱石の『坊っちゃん』と申す書、若き折に読みしときは、最後、主人公が上司を殴りつけ、四国松山をあとにして江戸へ舞い戻り、街鉄の技手とやらになったくだりに、少々がっかりした記憶がござった。なにしろ、教師という身分を捨て、市電の運転手になり、... 2025.08.05 日記
日記 2025年8月4日の日記 少し体重が増えておった なんとなく腹回りが重うなったように感じ、久方ぶりに体重計に乗ってみたところ、案の定、増えておった。拙者が理想と定めておる重さより、三キロほど多い値じゃ。「それくらい増えたところで、何がどうなるものでもあるまい」と、家内は申すが、さにあらず。... 2025.08.04 日記
日記 2025年8月3日の日記 瓦斯漏れの点検が参った 先日、瓦斯(がす)漏れの点検が参った。いきなり来られては、このご時世ゆえ、詐欺か何かと疑い、屋敷に上げるわけにもいかぬが、数日前に、元より付き合いのあるガス会社より連絡がきておったゆえ、怪しむことはなかった。当日、約束の刻限に、門前に乗り付... 2025.08.03 日記
日記 2025年8月2日の日記 夏風邪 ここ数日、どうにも体の具合がよろしくなく、喉がいがらっぽく、なにより倦怠感がひどくてな。こりゃ風邪でも引いたかと見当をつけ、いつもより早く床に入り、体を休めておったのじゃが、なかなか良くならぬ。斯様な有り様故、昨日、町医者のもとへ出向いて参... 2025.08.02 日記
日記 2025年8月1日 味噌玉 幼き折のことにござる。わが家には囲炉裏の間があり、そこに大きなる神棚が据えられておった。その神棚の下には、いくつもの味噌玉が縄にかけられてぶら下がっており、これは祖母が丹精こめて仕込んだものでござった。その味噌と申すが、拙者、まことに好みの... 2025.08.01 日記
日記 2025年7月31日 原動機付自転車 このたび、新しき法の施行により、「原動機付自転車」が、これまでの五十ccまでより、百二十五にまで広げられたと聞き及ぶ。また、旧来の五十以下の原付車は、今後はもはや作られぬ運命にあるとも申す。されば、原動機付自転車で思い出すことがある。いまど... 2025.07.31 日記
日記 変わり映えしない日々の日記 2025年8月 雪深い地方に住む高齢男性「かつ」の変わり映えしない日々の日記、2025年8月分でござる。8月も7月ほどではないものの、暑い日が続き申した。加えて、拙者夏風邪をひいてしまい、お盆のころまで本調子に戻らなんだ。 2025.07.30 日記
日記 2025年7月30日 ビブリア古書堂の事件手帖 昨日から、「ビブリア古書堂の事件手帖」と申す書を読んでおりました。買い求めたのはだいぶ昔のことながら、昨夜ふと手に取り、再び頁を繰り始めた次第にござる。筆を執ったのは三上延殿、刊行はKADOKAWA・メディアワークス文庫にて候。もっとも、拙... 2025.07.30 日記
日記 2025年7月29日 わらび餅 幼き頃、わが家には、丸太をくり抜いてこしらえた大桶があり申した。舟のような形をしており、これは一体何に使うのかと尋ねたところ、「わらびの根を川の水で晒すためのもの」と、祖母より聞かされ申した。「昔はこれを川辺へ運びて使うたのだ」とのこと。「... 2025.07.29 日記