かつ

日記

2024年12月29日の日記 正月飾り

今日は玄関に注連飾りを掛けた。わが家では例年、二十九日に取り付けるのが習いだが、近在を見渡せば、やけに早う飾り立てる家も少なからず。ふと思い立ち、調べてみれば、十二月十三日以降であれば、いつでも構わぬとのこと。聞けばその日は「すす払いの日」...
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2024年12月28日の日記 古事記を読みなおす

私、先日「古事記を読みなおす」と題する書を読みた。三浦佑之殿の筆になるもので、ちくま新書より出ている。ある折、古事記にわずかばかり興味を覚え、入門の書を幾冊か求めたのだが、その一冊がこの書であった。これまで手に入れし中では、最も筋道が立ち、...
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2024年12月27日の日記 アップルウォッチ

私、アップルウォッチと申す異国渡りの時計を身につけている。これ、初めて世に出た折より気になりはしたが、初物に飛びついて良き思いをした験しが無く、辛抱して次の型を待った。そは二代目、すなわちSeries 2である。意気込みて使い始めたはよいが...
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2024年12月26日の日記 酒を少し嗜む

私は、リタイアした日を期して断酒をした。酒を断っから十年のあいだ、一滴も口にしなかった。そして十年経ったとき。酒をやめたのは別に親の遺言でもない。特別な理由があったのではない。だいぶ酒がぬけたろうから、少しばかり緩めようと思った。今では、誕...
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2024年12月25日の日記 手のこわばり

私の書きつける日記は、我が身の体調に関わること多くた。あれが悪い、これが痛むと連ね言えば、さぞや病多き老いぼれと思われるやもしれませぬが、日々の暮らしには何の支障もなく、普通の年寄りである。さて、思えば七十の声を聞いた頃である。ある朝目覚め...
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2024年12月24日の日記 趣味

趣味はなんであるかと問われ申すとき、毎度ながら困り果てた。取り立てて胸を張って申せるような趣味がないゆえである。映画を好むし、本を読むも好き、名所旧跡を巡る旅も長きに渡り親しんでおりた。そのほかも多少たしなんでおるものの、いずれも道を極めし...
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2024年12月23日の日記 大雪

日々の雪かきに疲れ果てた折に、さらに大雪とは相成りた。今朝は「疲れた」など申している間もなく、大汗をかいて励むより他ござらなんだ。このところ雪の少なき歳が続いたゆえ、今冬もかくありと期待していたものの、その望みは打ち砕かれた。夜半のうちに大...
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2024年12月22日の日記 食の好み

私、食の好みにおいてはさほど偏りなくなった。強いて言えば、好むものはカレー、珈琲、ぴざ、どーなつ、今川焼き、南部煎餅の豆、さらにはべこ餅といったあたりである。嫌いなるものは、いざ思い浮かばぬほどである。この中において、殊に珈琲は格別にござり...
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2024年12月21日の日記 認知症

認知症と申すは、まことに恐ろしきものである。されど、一度その病に陥り候わば、己においては何も分からぬゆえ、むしろ得を致すやもしれぬなどと、浅はかなることを思いしこともあった。しかしながら、かの病は徐々に進むものと聞き及び、人それぞれに悪化の...
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2024年12月20日の日記 服装

私、御役目を辞し候のち、衣装に心を砕くこと少なくなった。とは申したえども、現役の頃において殊更に気を遣いしかと問わるれば、決してそのようなこともなかりき。若き折より、装いというもの苦手にて、煩わしく存じ、無難なる紺にて揃え、数着を洗濯屋に任...