日記 2025年7月2日 水曜日 庭に三本植え付けておるブルーベリー、今年も実を結び申した。かつて、産地にほど近き道の駅にて苗を求め、植え付けしものにござる。この時期はおおむね二十日ほど、日々口にできるのが楽しみにて候。されど鳥どもも侮れぬものにて、いとも賢く、頃合い良き熟... 2025.07.02 日記
日記 2025年7月1日 火曜日 七月に入り申した。連日、暑さ厳しきことこの上なし。庭先の草ども伸び放題にて気には掛かるものの、これなる炎天の下、下手に庭へ出て草むしりに励み、熱中の症を患うたとあらば、それこそ命に関わる大事と心得、ここはじっと堪え忍ぶことと致し申した。20... 2025.07.01 日記
日記 変わり映えしない日々の日記 2025年7月 雪深い地方に住む高齢男性「かつ」の変わり映えしない日々の日記、2025年7月分でござる。総目次のページ>変わり映えしない日々の日記>このページ 2025.06.30 日記
日記 2025年6月30日 月曜日 昨日、鉄道にて移動いたし候。その折、車中は大いに込み合っており申したが、拙者は、さほどの苦もなくつり革にて体を支えつつ立っており申した。むしろ、周りには疲れ切った様子の方々も見え、その方々の方こそ大事にあれと案じておった次第。やがて、やや大... 2025.06.30 日記
日記 2025年6月29日 日曜日 拙者が加わり申すある組の会報、いつの頃よりか紙にて届かず、Webにて見るよう改められ候。最初のうちは拙者も読み申したれど、いつしかまるで足が向かず、久しく目を通さぬ有様にござる。冊子の折はまず机の上に置き、折々手に取りて気ままに読み散らすこ... 2025.06.29 日記
日記 2025年6月28日 土曜日 拙者が若き折のことに候。ある宵、一人居残りにて仕事に励んでおったところ、少し開けてあった窓から大きなる蛾がひらりと入り込み、あちこち羽音高く飛び回り、まことに仕事どころではなく候。これを追い立て、屑籠にて捉え、玄関まで運び放ったのであった。... 2025.06.28 日記
日記 2025年6月27日 金曜日 近ごろは、紫外線やら酒やら煙草やらが、身体によろしくないとの話をしばしば耳にいたす。されど、拙者の周りにおった年寄どもは、そのようなこと気にもかけぬ者ばかりにてござった。ことに、明治の世に生まれた婆さまなど、煙草を好み、酒を嗜み、野良仕事に... 2025.06.27 日記
日記 2025年6月26日 木曜日 近頃は、電気代やら、電話代、そのほか諸々の知らせ事にしても、もはや書付では届かず、たいていは「メール」とやらにて送られて参る。あるいは、「Webサイト」と申す場所にて、自ら見に行かねばならぬ仕儀にて候。紙の帳面がたまらぬのは、確かに好都合と... 2025.06.26 日記
日記 2025年6月25日 水曜日 拙者が覚えのうちにはござらぬが、かつて我が家にては、副業にて蚕を飼うておったことがある由(よし)に候。その昔、親類の年寄りが、お主の家に逗留して、いざ床に就こうとすると、蚕どもが桑の葉を食(は)む音が耳について、なかなか寝付けなかったと話し... 2025.06.25 日記