遺言

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相続人でない人にも財産を残したい

遺贈 例で説明します。 A子さんは夫に先立たれ自分の子どもはいません。夫が亡くなる前から夫の母親と同居して生活の面倒をみてきました。住んでいる家は義母の名義です。義母には離れたところに住んでいる実子がいます。 このようなケースでは、義母が亡...
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遺言の一部はパソコンで作ってよい

自書が原則 自筆証書遺言は原則として自書しなければならないことになっています。自書というのは自分の手で書くことですから、パソコン等からプリントアウトしたものは自書とは認められません。 民法第968条自筆証書によって遺言をするには、遺言者が、...
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特別利益の持ち戻しを免除したい

特別受益とは お父さんが亡くなったときに他の兄弟から「あなたはもうたっぷりもらっているでしょう。その上相続ももらう気なの?」という声があがることがあります。実はこの言い分には法律的な根拠があるのです。 特別受益とは、相続人が複数いる場合に、...
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秘密証書遺言

秘密証書遺言とは 秘密証書遺言は、その内容を誰に対しても秘密にしておきたいときに利用する遺言方式です。 事情があって遺言の存在や内容を周りに知られたくない人が利用します。一般的にはあまり使われていない遺言方式です。 作成のしかた まず、遺言...
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法務局に遺言書を保管する制度

自筆証書遺言は法務局に預かってもらえる 自筆証書遺言は国の保管制度を利用することができます。 遺言者は法務局に行って自筆証書遺言の保管を申請することができます。代理人の申請はできません。法務局が中身を確認するため、遺言書は封をしないで提出し...
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遺言能力が問題になることがある

遺言能力とは 遺言能力とは、文字通り、遺言ができる能力のことです。 遺言能力には、民法が定めている遺言能力と、同じく民法に定めがある実質的な遺言能力があります。 認知症などで判断力などが衰えている人の遺言は無効になることがあります。 民法が...