日記

日記

2025年10月3日の日記 衣桁

拙宅には古きものは多くはござらぬが、衣桁(いこう)が一基ある。衣桁とは、着物を懸けておくための、鳥居の如き形をした調度品でござるな。一枚にて立ちたる衝立式と、中央の蝶番にて二枚に折り畳む屏風式がある由。拙者が持つは、この屏風式で候。黒き塗り...
日記

2025年10月2日の日記 旬のもの

十月は味覚の秋と申し、食の話題に事欠かぬ。特に果物の豊富に出回るは、まことに嬉しきことにござる。「旬のものが一番美味い」と誰もが申す。然り、これに異論はござらぬ。されど、拙者には少々複雑なる思いもあるものよ。思えば、幼少の頃は、物資乏しく、...
日記

2025年10月1日の日記 ページ区切り

今日から十月に入り申した。昨日、このサイトとは別なブログにて、記事を認めており申したら、どうにも長文になり過ぎ、まことに読みにくいであろうと案じ入ってしもうた。いかにせんと思案投げ首であった折、ふと、他所様のブログ記事にて、一つの記事を分割...
日記

変わり映えしない日々の日記 2025年10月

雪深い地方に住む高齢男性「かつ」の変わり映えしない日々の日記、二千二十五年十月分でござる。
パソコン・スマホ

2025年9月30日の日記 アイスノン

これは以前にも書いたことでござるが、パソコンの一つが調子を崩し、全く使えぬわけではござらぬが、折に触れて挙動不審となり申した。妙なる動きを繰り返すので、再起動を重ね、ついには工場出荷状態に戻すなど、様々に試み申したが、この頃は諦め、そのパソ...
日記

2025年9月29日の日記 虫

今朝、食事をしながらテレビを眺めておったところ、南の島へ移り住む者を紹介しておった。拙者のように雪深き地に住む者からすれば、寒さ知らず、雪が積もることも無かろうと、拙者も若いころであれば、このような選択肢もあったのじゃなあ、と想いを巡らせて...
日記

2025年9月28日 アントワーヌとマリーヌ

このほど、Amazonプライムビデオで、「アントワーヌとマリーヌ〜プロヴァンスの事件簿」というドラマを観申した。南仏のプロヴァンスと申す地を舞台に、予審判事のアントワーヌと、犯罪心理学者のマリーヌという熟年カップルが、殺人事件の捜査をすると...
日記

2025年9月27日の日記 スキャンダルの明治

本日は、「スキャンダルの明治」と申す一冊を読み申した。著者は奥武則殿、ちくま新書から出ておる。題名の通り、明治の世に報道された醜聞(スキャンダル)とその背景事情を解説しておる書でござる。この書に取り上げられておるスキャンダル、すなわち、「相...
日記

2025年9月26日の日記 画像加工

このたび、Geminiで画像の加工ができることを知った。多くの者には当たり前のことなのであろうが、拙者の場合、「遅ればせながらようやく」というのが常でござる。拙者は、出かけた先の風景を紹介する「ブログ」を綴っておるゆえ、出かけるとよく写真を...
日記

2025年9月25日の日記 作業興奮

このたび、初めて知ったことなのだが、やる気が無かったにもかかわらず、やり始めておるうちにやる気が出てくる現象を、「作業興奮」というのだそうじゃ。作業を始めることで、脳の側坐核(そくざかく)」と申す部分が刺激され、やる気を引き出すドーパミンな...