日記

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2025年3月29日 土曜日

本日、お医者様のもとへ足を運び、花粉に効く薬を頂戴して参りました。昔はな、医師殿も「薬を出しておきまする」と一言あるのみで、その薬がいかなる効き目を持ち、どのように扱うものか、詳らかにされることは稀でござった。されど、今の世は実に行き届いて...
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2025年3月28日 金曜日

かつて、血圧が高きと医師に申されてからというもの、朝な朝な具合を測るのが習いとなっており申す。されど、この冬は雪の降り積もるたびに雪かきに追われ、つい忘れてしまうこともしばしばにて候。散歩もまた然り。冬のあいだは、寒さと足元の悪さに気が削が...
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2025年3月27日 木曜日

本日は、朝より曇天にて、昼過ぎにはついに雨となり申した。しかも、久方ぶりに勢いのある降りようにて、屋根を打つ音もなかなかに賑やかでござった。気温は十二度、春とはいえ、肌寒さの残る陽気にござる。午後に入ってからは、時折ごろごろと空が鳴りはじめ...
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2025年3月26日 水曜日

今朝は、「まうす」が不調にござった。つながったと思えばすぐに切れ、またつながってはすぐ途切れる。まことに落ち着かぬ様子で、使い物にならなんだ。これはさては、例の「でんち」とやらが寿命を迎えたかと思い、あらかじめ買い置いておいた単四なるアルカ...
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2025年3年25日 火曜日

「きょう」と打ち込み申せば、これまでは自動にて「令和七年三月二十五日」などと日付に変じてくれておったものが、何ゆえか、突如としてその変換がなされなくなり申した。道具の調子か、はたまた拙者の不手際か、最初はすぐ直るものと思うたが、これがなかな...
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2025年3月24日 月曜日

「吾輩は猫である」を読み返しておった折、猫同士が飼い主の齢(よわい)について語り合うくだりに、ふと心を止め申した。「御師匠さんはあれで六十二よ。随分丈夫だわね」――六十二で生きているくらいだから丈夫と申さねばなるまい。なるほど、今の世の感覚...
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2025年3月23日 日曜日 彼岸の明け

本日は、朝より晴れ渡り、清々しき空模様にござった。彼岸も明けた由(よし)なれど、拙宅においては、ことさらに何かを致すでもなく、静かに日を過ごし申した。昼前のこと、庭先にてふと目をやれば、福寿草が一本咲いており、つぼみが三本ほど顔を出しておる...
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2025年3月22日 土曜日

随分と昔のことになり申すが、コリン・デクスターなる英吉利(イギリス)の読み物作者による『ウッドストック行き最終バス』を読んだことがござった。他の作品にもいくつか目を通した記憶はあるのだが、さて、どれを読んだか、細かきことは思い出せず――。さ...
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2025年3月21日 金曜日 Amazon5001エラー

拙者が「ぷらいむびでお」を見るために用いておった「Amazon Fire 7」という道具がござる。買い求めたのは随分前のこと。しばらくは快調にて、よく働いてくれておったのだが、二年ほど前から具合が悪うなり申した。再生中にぐるぐると印が回り、...