日記 2025年8月12日の日記 あかんべえ ふと昔読んだ書物を思い出し候。著者は宮部みゆき殿、新潮文庫にて発行された『あかんべえ』と申す書物、かの頃は一気呵成に読み切った覚えあり。拙者、宮部殿の筆は幾つか味わい申したが、いずれも人を惹きつける妙ありて、つい時を忘れ候。この書物の筋立て... 2025.08.12 日記
日記 2025年8月11日の日記 夏祭り 当地は、八月初めより夏祭りの候に入る。中には誠に盛大なものもあり、遠くより見物に来る者、多し。拙宅より歩みて行ける祭りもあれば、電車にてせいぜい一時間の範囲で、全国ニュースで紹介される大なる祭を幾つも見ることが叶う。ある意味、まこと恵まれた... 2025.08.11 日記
日記 2025年8月10日の日記 お盆休み 世間にては、盆休みなる長き休暇を楽しむ者、多しと聞く。拙者はすでに勤めを離れ、日々これ日曜のごとき身なれば、連休などというもの、もはや感覚に残らず。思えば若き頃、まだ奉公を始めし折は、お盆とて長き休みなど叶わず。当地にては八月十三日がお盆に... 2025.08.10 日記
日記 2025年8月9日の日記 雷鳴 ここ数日、空模様が不安定にて、雷の響き多く候。拙者は、遠くに鳴る雷鳴ならばさして気に留めぬが、我が家の犬ときたら、耳が利きすぎるのか、こちらには届かぬほどの微かな音でも察知して、すぐさま己が巣穴――ケージの奥深くへと逃げ込む。「怖いのならば... 2025.08.09 日記
日記 2025年8月8日の日記 海鳴り 昨夜のこと――予報にては何の前触れもなかったにもかかわらず、突如として雷鳴が轟き、眠りの中より目覚め申した。普段ならば、多少の物音ごときでは目覚めぬ拙者なれど、雷となれば話は別。身を起こすこともなく、ただ布団の中にて、過ぎ去るのをじっと待つ... 2025.08.08 日記
日記 2025年8月7日の日記 米騒動 「令和の米騒動」なる言葉を耳にし、ふと思い出したのが、かつて手に入れた一冊――『鼠―鈴木商店焼打ち事件』なる書にて、著者は城山三郎殿。文春文庫にて世に出たものでござる。騒動の舞台は大正七年――今から百年と少し前のこと。世は第一次大戦の影響も... 2025.08.07 日記
日記 2025年8月6日の日記 真夏のオリオン 終戦の日が近づいておることを、特に意識したわけではござらぬが、ふと、Amazonプライムビデオで「真夏のオリオン」という映画を見申した。先の大戦、帝国海軍の潜水艦が、米国の駆逐艦と死闘を繰り広げる物語にて、戦場における知略と覚悟、そして人と... 2025.08.06 日記
日記 2025年8月5日の日記 坊ちゃん 夏目漱石の『坊っちゃん』と申す書、若き折に読みしときは、最後、主人公が上司を殴りつけ、四国松山をあとにして江戸へ舞い戻り、街鉄の技手とやらになったくだりに、少々がっかりした記憶がござった。なにしろ、教師という身分を捨て、市電の運転手になり、... 2025.08.05 日記
日記 2025年8月4日の日記 少し体重が増えておった なんとなく腹回りが重うなったように感じ、久方ぶりに体重計に乗ってみたところ、案の定、増えておった。拙者が理想と定めておる重さより、三キロほど多い値じゃ。「それくらい増えたところで、何がどうなるものでもあるまい」と、家内は申すが、さにあらず。... 2025.08.04 日記