日記 2024年12月11日 拙者が、フェイスブックを始めし折のことにござる。いざ最初の文をしたためようと致したれども、さて何を書けばよいものやら、思案に暮れ申した。結局は、どこぞへ出向いた折の絵姿や、外にて飯を喰うた折の絵姿などを載せ、まことに茶を濁すような真似にて始... 2025.06.30 日記
日記 2024年12月10日 久方ぶりに相見えし同輩の知人より、このたびは心の臓を患い通院致しておるとの由、承り候。道の傍にて息苦しくなり、座り込み申した折より、さすがに病院へ参ったと申す。前々より背中に痛み覚え、「もしや心の臓か」との疑いありながら、つい先延ばし致して... 2025.06.27 日記
日記 2024年12月9日 空のご機嫌麗しくなると、自然と「いざ遠乗りいたしたき」との思い、胸の内に湧き起こるものなり。とは申せ、出向く先は大概、県の内に限られ申す。朝餉をとりてより出立し、暮れの刻には戻る道理。立ち寄る所と申せば、古き御建築や、歴史・民俗の資料館、道... 2025.08.19 日記
日記 2024年12月8日 大人の休日倶楽部パス 今年より「大人の休日倶楽部」なるものに入会仕り候。年格好にては、はや幾年前より入ること叶うたれども、「遠く江戸のあたりへ参ることなど、年に一度あるかないか。そのうえ年会費を払うほどの甲斐はあるまい」と、ついぞ縁遠くしておった次第。加えて「び... 2025.07.07 日記
日記 2024年12月7日 「近ごろ寒さ厳しき折、寝床において足元冷ゆるなり」との話の中にて、「いっそ足袋を履いて寝入りなされ」と申す者がおり、拙者、少なからず面食らい申した。もとより、寝るときに足袋など履くはよろしくないと、親より言い聞かされしがゆえ、それを頑なに守... 2025.06.27 日記
日記 2024年12月6日 Googleレンズ 「ぐーぐるれんず」と申す道具、近頃なかなかの働きを見せ申すな。現物の品や絵図面などあれば、いちいち文字を打ち込むより、はるかに手軽に探り当てられるとは、誠に便利の至りにて候。そもそもは道端に咲く草花の名を知りとうて、ためしに使いしが、今では... 2025.06.27 日記
日記 2024年12月5日 青春18切符 このたび「青春十八きっぷ」と申す、JRの普通・快速列車を乗り放題とする切符の使い勝手がいささか変更されたと聞き及び、あらためて心得をまとめ申した。これまでの十八きっぷは、一人で五日分使うもよし、仲間と分かち合い用いるもよし、日を飛ばして旅の... 2025.07.07 日記
日記 2024年12月4日 このたび「吾妻鏡 ― 鎌倉幕府『正史』の虚実」と申す書を拝読仕り候。藪本勝治殿の著にて、中公新書より世に出されしものにござる。源頼朝公の挙兵にはじまり、平家追討、奥州合戦、さらには比企氏の乱、和田合戦、実朝公暗殺、承久の乱、宝治合戦に至るま... 2025.06.27 日記
日記 2024年12月3日 拙者、もとより「成すべきことはすぐに成すべし」との心得にて、これまで心がけて参り申した。されど、ある程度年を重ねしのちには、いかに些細に見ゆる事柄とて、あえて急がず後回しにすることも増え申した。拙速にて失敗を重ねし経験より、まずは一度間を置... 2025.06.27 日記
日記 2024年12月2日 このたび、「史実を歩く」という書を拝読仕り候。吉村昭先生の筆になるもので、文春新書より平成十年の刊行にて候。世に小説を書かんとする者、まずは資料に当たり、土地を踏み、人の話を聞くということは、いわば当然の務めにござろう。されど、この吉村先生... 2025.06.27 日記