変わり映えしない日々の日記 2025年2月 日記 2025.03.162025.07.02 睦月に続き、如月もまた記録に残る大雪にて候。烈しき寒波、居座り申して幾日も雪の降り止まぬありさま、加えて消流雪溝までも流れ止まり、雪の捨て場叶わず、誠に難儀にござった。 2025年2月28日本日は朝より好天に恵まれ、久方ぶりに気温十度に達し申した。春の兆し、ようやく肌に感じられる一日にて候。さて、先日、新幹線なる早馬に乗る機会がござった。隣席には異国の御仁が座しており、しばらくしてから車内販売にて日本酒を買い求め、嬉しげに飲み... 2025年2月27日先日、バスに乗ろうとした折のこと。拙者の前に並んでおった御仁が、入口の段差に足を取られ、つまずいて倒れ込み申した。「これは痛かろうな……」と胸中に思い、「大丈夫でござるか」と声をかけたのじゃが――これは愚問にてござった。「大丈夫か」と問われ... 2025年2月26日本日は、雨にて消流雪溝(しょうりゅうせつこう)の雪がいくらか流れ始めており申した。拙者がその流れに便乗いたし、道路脇に積もった雪を少しばかり溝へと運んでおったところ、背後より、「流雪溝は使う時間が決まっておるのではないか」と、やや叱るような... 2025年2月25日今朝方のこと――部屋の明かりが灯らぬ。さては停電かと外を見やれば、近隣の家々は明るうござる。どうやら、うちばかりの不調と見え申した。懐中灯を手に、配電盤を確かめたところ、「漏電遮断器」とやらが落ちておる。元に戻すのはたやすいことながら、これ... 2025年2月24日現役で務めに出ておった頃は、職場にて誰かからの頂き物があれば、それを一つ二つつまむ程度で、自ら進んで甘味を食すようなことはあまりなかった。されど、今や隠居の身となり、午後の茶の折に、つい甘味などを手に取るのが習いとなってしまい申した。量とし... 2025年2月23日本日の新雪、ざっと二十センチほどと見受けられ申したが、聞けば積雪の深さは、これまでの記録を塗り替えたとの由。雪国の暮らしに長く身を置いておる拙者とて、さすがにこの量には驚かされ申した。天気予報では、「昼以降は曇りとなる」との触れ込みにてござ... 2025年2月22日昨夜、床に就く折、ちらと外の様子を窺うに、これはまたしても「警報級の大雪」かと、覚悟いたした。されど、どうやらその直後に雪は止んだらしく、一夜に積もった新雪は、わずか十センチほどにて済み申した。まこと、空の気まぐれには毎度ながら振り回され申... 2025年2月21日今朝は久しぶりに、新たな雪の積もらぬ夜明けを迎え申した。それに加えて、東の空には、何とも見事な朝焼けが広がっており、これもまた久方ぶりの光景にて候。されど、日中はまたしても雪。細かに、絶えることなく降り続き、夜に入るころには、大雪となりにけ... 2025年2月20日このたび、拙者の使う「ドコモ」なる書状の通信手段に、「迷惑メール文箱――ドコモ用」なるものが新たに設けられ申した。迷惑な文、いわゆる悪しき書状の類を振り分けてくれるとのことで、少なからず助かる次第にて候。早速、己の手にて怪しき文をその箱へ放... 2025年2月19日昨夜より今朝にかけて、「警報級の大雪となるやもしれぬ」との触れ込みにて、覚悟を決めており申したが――いざ蓋を開けてみれば、案ずるほどのこともなく、新たに積もった雪はおおよそ十センチほどにとどまり申した。されど本日は、夜に入って再び雪が降りは... 2025年2月18日此度、青森は七戸の地に本拠を構える「お菓子のみやきん」という和菓子舗が、ついに業を畳むこととなり申した。近頃、いくつかの店を閉めておると風の噂に聞き、ひょっとすればと思うておったが、誠に残念なことでござる。七戸を通る折には、道の駅にて駒饅頭... 2025年2月17日 ドメイン料支払いこのたび、拙者の持つ“どめいん”の更新の知らせが届き申した。この“どめいん”および借り受けておる書状置き場の支払いについては、心のどこかに「いったい、あと幾年これを続けられるものか」という思いが常にござる。ゆえに、長くまとめて支払うのではな... 2025年2月16日本日は天気もよく、雪の凍りついたところを少しばかり削っておこうと思い立ち、作業に取りかかり申した。されど、スコップを踏み込んだ折に、右の足先に妙な痛みを覚え、はたと手を止め申した。これとて、急を要する仕事にはあらず。ここは大事を取り、すぐさ... 2025年2月15日さて、今年は雪こそ多きものの、寒さのほうは、さほどでもないようだと拙者は察し申す。というのも、毎朝お稲荷さまに供える御神水を、午後に下げる折に見れば、氷の厚みが例年に比して薄うござる。この大雪で、日々の習いとしておった歩行鍛錬――いわゆる散... 2025年2月14日今朝は除雪車が、これでもかとばかりに雪を置いて参り候。拙宅の前の道を広げんと、スノーダンプと鍬を手にいざ出陣致したれど、消流雪溝に水通わず、昨日投入せし雪がそのまま残り居り候。まことに肝心の折に限り、こうした有様、例のことながら嘆かわしゅう... 2025年2月13日NHKの「こころ旅」と申す番組、正平殿の跡を継ぐお方として田中美佐子殿に決まった由。昨年の秋の旅にて、二度ほど代役を務められので、あるいはと思うておったゆえ、さほど驚きは致さず候。春の旅を楽しみに待つ所存にてござる。わしにとって今や必ず見る... 2025年2月12日今朝は珍しく新雪これ無く、誠に久方ぶりのことでござった。それにて安堵いたしたものの、なぜか除雪車が来たりて道を引っ掻きて参った。雪の降らぬ折にこれ、少々合点いかず、首をかしげ申した。今日は終日雨降りにて、気温も五度まで上がり、寒中ながら久々... 2025年2月11日本日は建国記念の日にて候。かかる御日が設けられしは、拙者がまだ高等之学舎に通いておった折のことにて、当時は異論申す者もおり申したが、学校に創立記念日あるがごとく、国にもかかる御日あらんは道理と、さしたる違和感も覚えなんだ。ただ、休みがひとつ... 2025年2月10日本日は曇り時々雪にて、朝方の新雪は三分ほどに候。日中はさして降りもせず穏やかにござった。されど、今宵より明朝にかけて警報級の大雪と申す声、夕刻の報せにてまたも流れ、幾度耳にいたしたことかと、もはや聞き飽き申した。今日の寒波は、拙者の住まう辺... 2025年2月9日今年は誠に天気予報に振り回され申した。十二月より年の暮れ正月にかけての大雪、あれほどの降りようになるとは、予めは申さなんだ。いざ降り出して、これは警報級の大雪にてあろうと誰しも察したのちに、やっと警報に切り替え申すとは。逆に、事前に大いに警... 2025年2月8日迷惑なる書付(メール)、届かぬ日とてござらぬ。近ごろは、ことさらにドコモの書付に集まり申すゆえ、ドコモの御手立てが甘きにあらずやと勘繰り申す。あるいは拙者の宛名が流布いたしたるやもしれぬ。近頃は、ことクレジットの支払とやらに関わる文面、多く... 2025年2月7日この冬最強の寒波、居座り申して候。大雪の極みに至るは明日との予報にござる。拙者、近年は馬(車)の手綱を取らぬ身となり候えども、昨夜は初めて、再び馬を駆る夢を見申した。しかも、やけに飛ばしており、肝を冷やしつつ目覚め候。思い返せば、十余年前に... 2025年2月6日 初午今朝の新雪、おおよそ十センチほどに候。日中もまた十センチほど積もり申して、真冬日にて解けることもなく、少しずつ積雪の深まりゆく有様にござる。幸い、消流雪溝が生きており、雪片付けははかどり申した。さればテレビの雪報せる番組を見申したところ、か... 2025年2月5日雪のことばかり申し述べるも口惜しきことに候えども、日々雪にて振り回され申せば致し方なく候。この冬、最強の寒波到来と聞き及ぶれど、この辺りに限りては雪少のうござり申す。今朝の新雪、五センチほどにて、一日を通じ降ったり止んだりいたし候えども、積... 2025年2月4日昨夜は初め、どっさりと積もりそうなる雪の降り申したが、午後九時頃より雨へと変わり候。されば、今朝は雪かきの労もなく、誠に助かり申した。このあたりは至って穏やかにござるが、遠く十勝の地にては寒波のため、一夜にして一メートル余の雪の積もりし由。... 2025年2月3日 立春今朝は誠に冷え込み厳しく、気温も八度の寒さに達した由。されど雪の降らざりしは幸いに候。明日よりは今季最も荒ぶる寒波が参るとの報にて、夕刻よりまた雪の舞い始め申した。しかも湿り気多き重き雪にて、いよいよ骨が折れ申す。本日は立春にて候。殊更に祝... 2025年2月2日 節分本日は節分にて候。幼き折より豆をまく日と心得ており申したが、近頃はこれに加えて海苔巻きを食す日ともなり申した。恵方巻きの習いに引かれしものなれど、わが家においては恵方を向くこともなく、また丸かじりすることもなく、ただ夕餉に海苔巻きを所望する... 2025年2月1日如月に入り申し候。冬はこれよりが本番にて候と申す者もおり申すが、拙者にとりては、師走の頃より既に冬の只中にござりしゆえ、むしろ春近しとの望みの方が勝り申す。例年にては二月の半ばを越え候えば、寒さも抜けゆくものなれど、今冬は常とは異なる冬にて... 総目次のページ>変わり映えしない日々の日記>このページ