2025年6月26日 木曜日

日記

近頃は、電気代やら、電話代、そのほか諸々の知らせ事にしても、もはや書付では届かず、たいていは「メール」とやらにて送られて参る。あるいは、「Webサイト」と申す場所にて、自ら見に行かねばならぬ仕儀にて候。

紙の帳面がたまらぬのは、確かに好都合と申せましょう。されど書付の郵便ならば、現物を机の上に置いておけば目にとどまりやすいので失念するおそれは少のうござる。
されど、メールは、「あとで見よう」と思うて後回しにすれば、そのまま忘れてしまうことが多く、用心せねばならぬと思うておりまする。

それと、これは老いの身の思案にてござるが――
いずれ拙者が、物忘れの甚だしき年寄りとなった折、誰かが家に来て、郵便物を目にし、「これはまだ済んでおらぬようじゃな」と、助けてくれることもあろう。
しかし、メールの中身までは、わざわざ見てくれるかどうか……そこが気懸かりにてなりませぬ。

さて、本日は朝のうちは晴れておったが、次第に空模様が怪しくなり、午後にはとうとう大雨と相成り申した。近くの高速道も、一時通行止めになったと聞き及び候。


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