2025年7月25日 北海道の異常高温

日記

昨夜は久方ぶりに涼しさ戻り、夜半より空気の澄み渡るのを肌で感じた。明け方の気温は二十三度。春先ならば「今日は少々暑いか」と思うところであろうが、幾日かの熱帯夜に慣らされた身には、これしきの気温でもひときわ涼しく思える。

とはいえ、午前8時には早くも三十度近くとなり、結局は今日もエアコンの世話になることになり申した。

さて、今年の暑さは、北の大地・北海道にまでも及んでいると聞く。殊にオホーツク海沿いが酷く、大陸の熱気が流れ込んでいるのだとか。ここで大陸というのはシベリア辺りのことらしゅうござる。

シベリアと申せば極寒の地――その名を聞くだけで寒気がする場所と思い込んでいたが、調べてみれば、夏ともなればだいぶの高温に達するとのこと。誠に驚き入り候。

例年ならば「やませ」と呼ばれる冷涼な風をもたらすオホーツク海高気圧が、大陸からくる暑気の盾として立ちはだかるはずが、今年はオホーツク海高気圧が発達せず、北の守りが崩れているとのこと。気候とは、まことに不思議なものよと、つくづく感じ入り候。


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