拙者、今はマイナ保険証なるものを用いておるのだが、先日、役所より「後期高齢医療資格確認書」なる書付が届いた。初めは、マイナ保険証があれば無用の物にてあろうと思うたものの、考えてみれば、これにも理はあると気づいたのでござる。
というのも、万が一、マイナンバーカードを紛失いたした場合、再び手元に届くまでに一月、あるいは二月を要するという話にて、その間、医師の診立てを仰ぐにも、費用をいったんは全額支払わねばならぬ羽目となる。さようなとき、この確認書が手許にあれば大事ないということらしい。
されど、近頃は「特急発行」なる手立ても設けられ、紛失や破損の折には、およそ七日ほどで新たなるカードが交付されるとのこと。このように早ければ、資格確認書の出番も少なくなりそうな気もいたす。
とは申せ、一番肝要なのは、物を失わぬよう心がけることに尽き申す。拙者、マイナカードはたすき掛けしたるバッグに収め、外出中、肩から外さぬように注意しておるのだが、先日、バッグの口が空いたまま気付かずに歩いてた前科もあるゆえ、なかなか心配なことにて候。
今朝の気温、二十一度と申し分のない涼しさなれど、日中は三十三度に達し、結局のところ暑さに変わりはなかった。まこと、夏とはかくのごときものなりけり。
2025年7月25日ーこのページー2025年7月27日