2025年10月10日の日記 白鳥

日記

今朝、今年初めて白鳥が飛んでいくのを見物いたし申した。この辺りでは例年十月半ばに飛来してくるものにて候。その存在感ある姿、鳴き声も独特なればすぐ判る。いよいよ秋が深まりしと感じ入り申した。

二十年ほど前のことでござるが、近くのため池にて羽を休めておる白鳥に、食パンを少々与えておった。拙者だけでなく餌をやる者は何人もおりしが、鳥インフルエンザを案じてのことか、白鳥飛来地に「餌やりは控えてください」なる立札が立つようになり、違う場所ではあるが、拙者も餌やりを止め申した。

散歩の道筋ゆえ、餌やりを止めてもその辺りを歩いておったが、拙者が近づくと、餌をもらえると思うらしく、スーっと寄って来る。まことに賢いものよ。期待させて気の毒なれば、その辺りにはあまり近づかぬことにいたし申した。

そういえば、白鳥飛来地の中には、長年にわたって餌をやり続け、「白鳥おじさん」と称されし者がいたが、今はどうなっておるであろうか。

朝晩は涼しきも日中は暖かなり、過ごしやすき天候が続き申した。されど、八丈島などでは台風にて大被害が出た由、まことに気の毒なことにござる。