目の衰えが気になり始めたのは四、五年前よりのことにござる。細かき字が見えにくくなり申した。文字が小さいほど難儀にござる。
パソコンの画面は、大きさが設定できるゆえ有難きこと。電子書籍のKindleも以前より少し大きめの字にして問題なく読め申す。されば、後悔しておるは、もっと早くに紙の本をやめKindleにしておれば良かったということ。
本を自ら裁断しスキャナで読みてKindleに入れおる者もいるそうだが、連続スキャナを買い求めねばならぬし、そこまでいたす必要があるか、と思案いたした。
第一、是非とも読まねばならぬという本はたいしてござらぬ。ほとんど暇つぶしのための書ゆえ、そこまでこだわることもござらぬ。
それにしてもこのKindle、丈夫なものよ。いつ買い求めしや正確には分からぬが十年は経ったと存ずる。最近のものはもっと目に優しいそうゆえ、具合が悪くなったら買い替えようと思うておるが、かかるものほど故障知らずで長持ちするのは不思議にござる。
本日は晴れ申した。
2025年10月18日ーこのページー2025年10月20日