本日、渋柿を買って参り、渋抜きを致した。ヘタに焼酎を付けてビニール袋に密閉するのである。一週間も経てば、程よく食せるようになるであろう。
この時節、スーパーに行けば、そのまま食せる柿が多く売っておるが、わざわざ渋柿を買ってくるのは、まずは安上りだということ。そして、自ら手間を掛けたものの方が、殊のほか美味く思えるということじゃ。
車の運転をしておった頃は、立派な渋柿を売っておる処まで出掛けて行ったものだが、運転しなくなった今は、歩いて行ける範囲で、少々小ぶりでも我慢して買い求めておる。とは申せ、実は、大きくても小さくても味はあまり変わりないのでござる。
わが家の庭に植えた柿は、昨年初めて実を付け、十数個であったが、喜んで収穫した。じゃが、今年は三個しか実を付けなんだ。拙者が思うには、あの大雪で、雪の下にうずもれ、小枝を大分失ったことが響いておる気がする。
また、柿は、一年ごとに採れる年と採れぬ年が訪れる周期があると聞くゆえ、その所為かもしれぬ。来年に期待するところである。
本日は、数日ぶりによく晴れた天気であった。
2025年11月3日ーこのページー2025年11月5日
  
  
  
  