四月からプラスチック資源の別途回収が始まった。この変更にわが家では別に困っているわけでないが、ここに書く題材が少ないことと、ゴミ問題は変わり映えしない日々のなかでは割に大きなことなので、またプラゴミのことを書くことにした。
プラゴミの別途回収の結果、わが家ではプラゴミが新たに生じたかわり、燃やせるゴミは減った。一見、環境への貢献が目に見える形になったようにも思えるが、実は、プラゴミと燃やせるゴミを合算した「総量」は、むしろ以前より増えているのではないかという疑念がある。
というのは、ティッシュペーパーの使用量が目に見えて増えたからだ。この季節は私の花粉症のせいでティッシュペーパーの使用量が増えるのが、さらに増えているのはプラゴミのせいだ。
プラゴミを出すには、固形物や汚れが付着していてはならないというので、食品の付いた容器や袋を洗い、あるいは拭き取っているからだ。
つまり、資源を活かすために、水を多く用い、ティッシュペーパーという紙資源を費やしているのだ。この差し引きが、果たして地球全体にとって正の価値を生んでいるのか。少し、首をかしげているところだ。
別の問題だが、回収日のゴミ置き場に、収集車に取り残されたゴミ袋が残るようになったのも気になっている。これまでは半透明の袋で事足りていたが、新制度ではプラゴミに限って「透明袋」の使用が義務付けられたからだ。習慣かどうかわからないが、引き続いて半透明の袋で出す人がいるのだ。
条件に合わない袋を無慈悲に置き去りにしていく業者の対応は、いささか意地悪にも映る。しかし、丁寧に説明を繰り返して周知を待つには時間がかかる。問答無用で置き去りにすれば、出された本人は嫌でも己の過ちに気づかざるを得ない。合理的な対策だと感心するが、ゴミ置場近くの住民としてはいささか複雑だ。
今日は青空が広がっている。花見日和だ。
