eSIM(イーシム)は、「抜き差しするSIMカード」とは異なり、スマートフォン自体に最初から内蔵されているチップに、インターネット経由で通信情報を書き込む仕組みのことだ。
身軽で便利な選択肢なので、わかりやすく解説する。
eSIMのメリット(レンタルWi-Fiとの比較)
| 比較項目 | レンタルWi-Fi | eSIM |
| 荷物 | ルーターと充電器が必要 | ゼロ(スマホの中だけ) |
| 充電 | ルーターの充電管理が必要 | 不要(スマホのみ) |
| 設定 | Wi-Fiに繋ぐだけ(簡単) | QRコードを読み込む(少し慣れが必要) |
| 料金 | 1日1,500円〜2,000円 | 15日間で3,000円〜5,000円程度(レンタルWi-Fiより安い) |
| 返却 | 空港での返却が必要 | 不要(消去するだけ) |
iPhoneでeSIMを使う場合: iPhoneでeSIMを使いつつ、「テザリング」機能を使えば、パソコンもそのインターネット回線を利用できる。
サービス紹介(日本語対応)
「英語の設定は不安」という場合でも、以下の日本企業が提供するアプリなら、日本語の解説に従って操作するだけで開通できる。
- trifa(トリファ): 日本発のアプリで、24時間の日本語サポートがある。
- World eSIM: 日本の上場企業が運営。設定が非常にシンプルだ。
- Holafly(オラフライ): データ無制限のプランがある。
海外旅行に向けた「eSIM」活用の流れ
- 日本で準備: 出発の数日前に、アプリで「ドイツ」のプランを購入する。
- 設定: メールで届くQRコードをスマホのカメラで読み込みこむ。これで準備完了。
- 海外到着: 飛行機が目的地に着いたら、設定画面で「主回線(日本の番号)」をオフにし、「副回線(当該国のeSIM)」をオンにするだけで、すぐにネットが繋がる。
注意点:端末が対応しているか
eSIMを利用するには、使っているiPhoneなどが「eSIM対応」かつ「SIMフリー(ロック解除済み)」でなければならない。iPhoneであれば、XS/XR以降(2018年以降のモデル)であれば対応。
