2024年12月3日の日記 メモ

日記

拙者、もとより「成すべきことはすぐに成すべし」との心得にて、これまで心がけて参り申した。されど、ある程度年を重ねしのちには、いかに些細に見ゆる事柄とて、あえて急がず後回しにすることも増え申した。

拙速にて失敗を重ねし経験より、まずは一度間を置き、冷静に思案するほうが道理に適うと悟りしからにござる。時を置けば、心静まり、あれこれと多方面より考え直すこともでき、時には新たなる妙案の浮かぶこともござるゆえ。

されど、齢をとりてよりは、この策にも弱きところが露わとなり申した。「後ほど」と思うたこと、そのまま忘れ去ることが多くなりしゆえにござる。記憶というもの、確かに衰えを隠せぬものと痛感いたし候。ゆえに、やむなく用事は「To Do」に認めておったものの、隠居して用の少なくなりし後は、「To Do」すら覗かぬ日が続き、結局どうにもならぬ始末。

そこで近頃は、成すべきことはすべて、正方形の付箋に書き留め、目の前に貼り置くことと致し申した。たとえ今すぐ成すべきこととて、まずはその付箋に書き付ける。誰かよりメールを受け取り、すぐに返答をせんとする時も、先に「誰それにメールを返す」と書きて、机のそばに貼り申す。かようにすれば、たとえ途中で席を外すことあっても忘れぬにて候。つまりは、アナログに立ち返ったのでござる。