聞けば、ある市にては「一日にスマホを二時間以上使うべからず」との条例を定めんとする動きがある由。報道の裏には何か事情もあるやもしれぬが、それにしても、なぜ役所がそこまで口を出すのか、どうにも腑に落ちぬことである。
思えば世には、いささか奇なる条例というものが数多ある。「りんごまるかじり条例」だの、「りんごを食べる日を定める条例」だのもその類い。さらには「清酒の普及の促進に関する条例」などというものもあり、てっきり「大いに飲め」との奨励かと思いきや、実は「乾杯は日本酒にて」という趣旨であるそうな。いずれも罰則なきゆえ、軽きメッセージとして町人に心持ちを伝えるに過ぎぬのであろう。
さて、私のスマホ利用時間を確かめてみれば、一日に平均四十五分とのこと。例の二時間の制限より少なきようにみえるが、これは実情を映しておらぬ。私の場合、家におる時は、家におる時が多いのであるが、あまりスマホは使わず、主にはパソコンを用いている。Xも然り、このようなブログも然り、ドラマや映画はタブレットで観ている。それらを合算すれば、一日に五時間ほどになるであろうか。
なお件の条例については、わが身の先の短きを思えば、何にどれほどの時を費すかは私の勝手、会話が少ないと家内から注意を受けるならまだしも、役所から申される筋合いはなかろう。と思うておりた。
今日も暑い日である。熱中症警戒アラートが出ておった。
