昨日の夕刻、テレビを観ていると、「今夏は暑さ格別ゆえ、冷やし中華が人気」とのニュースが流れて参った。
それで思ったのだが、私、今年はいまだその冷やし中華を口にしておらなんだ。かつては麺類なら何でも好んで食しておったものの、近年は味の濃き物が苦手となり、自然と遠ざけてしまっている。冷やし中華のみならず、ラーメンも今では重たく感じ、代わって蕎麦やうどんが馴染みとなった。齢を重ねれば、食の好みもまた移ろうものと心得る次第だ。此の点は、家内と意見が合致いたしている。
こうした変化を感じた当初は「さては胃が弱ったか」と案じもしたが、さにあらず。むしろこの頃は肉を殊のほか好み、焼肉やカツ丼を喜んで食す始末。胃の力が衰えたとはとても申せぬ。ただし、刺身はどうにも進まなくなりつつある。食えぬわけではないが、寿司や刺身を目の前にしても心が躍らぬ。――もっとも、このような嗜好の変わりは人それぞれ。肉と刺身について申せば、私と家内とでは正反対の好みである。
さて本日の天気、昨夜より朝方にかけての雨の影響か、幾分涼しさを覚えた。とはいえ、残暑はなお油断ならぬ気配であった。
